壁掛け棚、飾り棚など壁面を使ったおしゃれな家具や雑貨の専門店!
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現在、賃貸のお部屋に住んでいて、「ウォールシェルフ(壁につける棚)」を使ってみたいと考えている方もいると思います。
しかし、いつかその部屋から引っ越すことを考えると、「壁に傷をつけたくない」「あとでお金がかかるのでは?」と心配になることもあるでしょう。
実は、ウォールシェルフには、壁に大きな穴を開けなくても取り付けられるタイプがあります。
そういった商品を選べば、賃貸でも安心して使うことができるのです。
今回の記事では、賃貸向けのウォールシェルフの選び方を解説し、おしゃれな商品5選や設置時の注意点などを紹介します。
ウォールシェルフは、お部屋の壁に取り付けて、物を置くための棚のことです。
壁に取り付けるので、「壁掛け棚」や「壁掛けシェルフ」とも呼ばれます。
「壁に棚をつける」というと、クギやネジのように、「ドライバーで壁にねじこむ作業を挟まないといけないのではないか」というイメージがあるかもしれません。
また、ドライバーなど道具を使うと、壁に目立つ穴があいてしまって、部屋を元に戻す「原状回復」にお金がかかってしまう、と心配になる方も多いでしょう。
しかし最近では、画びょうのような細いピンだけで取り付けられるタイプや、「突っ張りタイプ」「粘着テープ式」など、壁に大きなダメージを与えないものが多く販売されています。
しかも、国土交通省が定めた「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」では、画びょうやピンで小さな穴が開いてしまうのは、「普通の使い方の範囲」とされていて、多くの場合は原状回復の義務はありません。
ただし、物件や大家さんによってルールが違うこともあるので、念のために契約書を読み直したり、不動産会社に相談しておくと安心です。
出典:国土交通省「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」
ウォールシェルフを賃貸のお部屋に取り入れることで、以下のように見た目も機能もよくなるというメリットがあります。
ここからは、代表的な4つのメリットを紹介していきます。
ウォールシェルフは、壁に「立体感」を出せるので、壁だけでは味気なかったお部屋にアクセントを加えることができます。
たとえば、以下のようなものを置いてみると良いでしょう。
これだけでも、賃貸の殺風景なお部屋が「自分らしい空間」に変身します。
北欧風や和モダン風など、好みの雰囲気にあわせてアレンジできるのも魅力です。
ウォールシェルフは、壁の「空いている部分」を使って棚を作れるので、床を使わずに収納スペースを増やせます。
普通のタンスや棚は、床の上に置くため場所をとってしまいます。
しかし、ウォールシェルフは壁にくっついているため、狭いお部屋でもすっきりした印象になるのです。
最近では、「クギやネジを使わないタイプ」で、しっかりとした強度を持っている製品があります。
これなら、軽い小物だけでなく、ある程度重さのある本や食器なども置けます。
ウォールシェルフは壁に取り付ける棚のため、設置する高さを自分の生活スタイルに合わせて自由に調整できるのが特徴です。
たとえば、用途に応じて次のような使い方が考えられます。
用途 | おすすめの設置高さ | 理由・ポイント |
---|---|---|
収納 | 自分の手が届きやすい高さ(腰~胸のあたり) | 日常的に使う物の出し入れがしやすくなり、使い勝手が良くなる |
鍵やマスクなどの置き場 | 出かける前に自然と目に入る高さ(目線よりやや下、玄関周りなど) | 忘れ物を防げるように、出かける導線上で視認性の高い位置に設置すると良い |
インテリアや趣味のディスプレイ用 | 座ったときや立ったときに視線の高さ | ・鑑賞しやすく、見た目のバランスも美しくなる ・空間全体の印象を引き立てる効果もある |
また、家族と共有して使うのであれば、子どもや高齢の方が無理なく手を伸ばせる高さにすることで、誰にとっても安全で快適に使える棚になります。
ウォールシェルフは壁にくっついているため、床に物が増えるわけではありません。
そのため、設置した後でも、掃除機やモップがスムーズに動かせます。
特に、洗面所やトイレのように狭い場所では、床に物を置かないようにするだけで掃除の手間がぐっと減るのです。
また、シェルフに小物をまとめて置いておけば、見た目もすっきりして衛生的になります。
賃貸のお部屋にウォールシェルフを使いたいなら、今の生活に合ったタイプを選ぶことが大切です。
見た目の好みだけでなく、「どう取り付けるのか」「どんな形なのか」「何でできているか」「どれくらいの重さに耐えられるか」といった点を意識することで、失敗なく便利に使える棚を選べます。
選び方のポイントとして、以下が挙げられます。
ウォールシェルフの選び方について、一つずつ詳しく見ていきましょう。
ウォールシェルフは、種類によって取り付け方が異なります。
特に賃貸住宅では壁に目立つキズや穴を開けないことが重要であるため、設置方法には注意が必要です。
賃貸の部屋にも取り付けられるタイプは以下の5つです。
タイプ | 特徴 |
---|---|
ピンタイプ | ・細いピンを壁に差し込んで設置する ・直径1mmまでの小さな穴しか開かないので、賃貸の部屋にも取り付けやすい ・ネジタイプより耐荷重は小さめ |
ホッチキスタイプ | ・金具とフィルムでできた部品をホッチキスで壁に留めて、棚を設置する ・取り外したあとも針の傷が見えにくいため、賃貸の部屋にも設置しやすい ・石膏ボード以外の材質を使った壁には、取り付けられないことが多い |
つっぱりタイプ | ・天井と床につっぱる形で2本の棒を固定し、あいだに棚を設置する ・壁には穴を開ける必要がないので、賃貸の部屋にも安心して取り付けできる ・設置できる棚の数が多く、収納力に優れている ・壁を上から下まで使うため、圧迫感が出ることもある |
シールタイプ | ・ウォールシェルフの背面と壁をシールで固定して設置する ・道具を用意することなく、簡単に取り付けられる ・壁に穴を開けずに済む一方で、強い粘着力で取り外しに苦戦することもある ・比較的コンパクトなものが多い |
立てかけタイプ | ・下部を床、上部を壁に預け、立てかける形で設置する ・部品を使って固定する必要がなく、賃貸の壁にも傷を付けずに済む ・素材やサイズもさまざまな種類から選べる ・棚の高さの自由度は低い |
ウォールシェルフの形状によって、使い方や飾り方は違ってきます。
代表的な形状を確認しておき、好みや用途に合ったものを選びましょう。
形状 | 特徴 |
---|---|
L字型 | ・壁と平行になる棚受けと垂直に設置する棚が、横から見るとL字となっている ・棚の上がオープンになっているため、おしゃれなディスプレイにも向いている ・素材もサイズも数多くの種類があり、好みのものを選びやすい |
ボックス型 | ・棚の上が箱状になっていて、なかには扉付きのタイプもある ・ホコリを防ぎやすいので、収納したものをしっかり守りたい場合もおすすめ ・複数の本やCDなども背表紙を見せながら立てて並べられる |
ラダー型 | ・はしごのように何段にも棚が重なっている形 ・収納したいものや飾りたいものの数が多い場合に適している ・下部を床に着けて設置することが多く、安定感がある |
マガジンラック型 | ・比較的奥行きの狭いウォールシェルフで、手前に落下防止の部品が付属している ・本や雑誌の表紙を見せて飾れるほか、小物のディスプレイにも使える ・自分の趣味嗜好をインテリアに活かせる |
ウォールシェルフの素材には、木材や金属、プラスチックなどが使われています。
部屋のインテリアにも影響するため、それぞれの特徴を知っておきましょう。
素材 | 特徴 |
---|---|
木製 | ・温かみのあるナチュラルなインテリアを好む方に向いている ・木材の種類によって独特の色合いや優しい木目が楽しめる ・モダンな洋室にも昔ながらの和室にもなじみやすい |
金属製 | ・スマートでスタイリッシュなインテリアを好む方に向いている ・黒やシルバーなどクールな色合いが多く、部屋の雰囲気を引き締めてくれる ・木材と組み合わせたタイプなら、アンティークやヴィンテージ風のインテリアにおすすめ |
プラスチック製 | ・耐水性に優れているため、キッチンや洗面所などにも向いている ・カラーバリエーションが豊富で、シンプルなものもポップなものもある ・ウォールシェルフそのものが軽いため、取り付けしやすい |
ウォールシェルフには、耐荷重が設定されており、どれくらいの重さまで棚に載せられるかを示しています。
たとえば、軽い紙類や小物だけを置く場合は、耐荷重が2〜3kg程度のもので十分です。
一方で、観葉植物、雑誌、陶器など重い物を載せるときは、5〜10kg以上の耐荷重がある製品を選ぶ必要があります。
棚が重みに耐えられないと、落下や破損の原因になることもあるので、置きたい物に応じて適切な強度を選びましょう。
イオリスペースでは、賃貸の部屋にも設置できるおしゃれなウォールシェルフを豊富に取りそろえています。
今回は、そのなかでも特におすすめの商品を5つ紹介します。
なお、商品の在庫がない場合は、「SOLD OUT・予約受付中」と表示されています。
お届けまでの期間は、おおよそ10日〜2週間を目安としておりますが、正確な納期を確認したい場合はは、お気軽にお問い合わせください。
「タナプラス」は、木を使った、見た目にも温かみのある棚です。
見た目はシンプルですが、木目や、角にやさしく丸みを持たせた形が上品でやわらかい印象を与えてくれます。
棚の表面には細い溝が入っており、ポストカードや写真を立てかけて飾るのに便利です。
ホワイトモデルは明るい色合いで、部屋をすっきりとした清潔な印象にしてくれる効果もあります。
選べる素材は3種類、サイズは6つから選べるため、部屋の広さや壁のスペースに合わせやすいのも魅力です。
取り付けは、直径約1mmの極細ピンを壁に軽く差し込むだけなので、壁に大きなダメージを与えずに設置可能。
賃貸住宅にも安心して使えます。
部屋の角(コーナー)にピタッと収まるデザインで、廊下やトイレのような「ちょっとしたスペース」を活かしたいときに役立ちます。
観葉植物や小物を置きたいときにも便利です。
板や支えとなる部分の厚さが場所によって変化しており、シンプルな中にも立体的な美しさがあるデザインになっています。
ただの収納としてではなく、インテリアの一部として空間を引き立ててくれるアイテム。
棚に使われているウォールナットという木材は、高級感があり、濃い茶色が落ち着いた雰囲気を作ります。
取り付けはピン2本だけで可能。
大がかりな作業をせずに、すぐ使えるのもポイントです。
飾り棚 壁掛け【コーナーウォールシェルフ カド・ワイド ゼロ ウォールナットモデル】
棚とキーフック(鍵をかけるためのフック)が一体になっている便利なウォールシェルフです。
鍵は合計で8本まで掛けられるため、家族が多い家庭や、鍵を複数持っている方にも安心の収納力があります。
棚本体はクリという木材で作られており、ナチュラルでやさしい印象。
フックは少し濃い色で仕上げられており、シンプルな玄関にほどよいアクセントを加えてくれます。
さらに、北欧家具でよく使われているオイルフィニッシュ(自然なツヤを出す加工)で仕上げられていて、時間が経つほど木の深みが増していく味わいも楽しめます。
取り付けは、ピン3本のみで完了。
設置や取り外しも簡単にできます。
部屋が狭くても、ちょっとした飾り棚を取り入れたいときにおすすめのスリムな棚です。
幅30cm、奥行き5cmと薄く作られているため、部屋の中で圧迫感を感じさせません。
狭い壁でも取り付けやすく、特に玄関や洗面台まわりに使いやすいサイズです。
両端のデザインには丸みがあり、全体に滑らかなラインが出ていて、見た目にも上品な印象。
棚には細い溝があり、そこにポストカードや写真を立てることができるため、自分だけのミニギャラリーを作ることもできます。
また、棚の右端には、細長いガラスの「試験管」を差し込める穴が開けられていて、草花を一輪挿しとして飾れるようになっています。
季節の花を少し置くだけでも、お部屋の印象が変わるでしょう。
上下に2段の棚がある「大きめサイズ」のウォールシェルフです。
木の支えが縦にすっきりと伸びていて、壁の印象をしっかり変えてくれる存在感があります。
「何もなかった壁が、一気におしゃれに見えるようになった」という声も多いアイテムです。
棚板にはクルミの木、支え部分にはヤマザクラ(どちらも国産材)を使用。
自然な色合いで、洋室・和室どちらにもよくなじみます。
見た目はシンプルですが、細かい部分まで丁寧に作り込まれていて、長く愛用できるだけの完成度。
耐荷重は9kgと十分あり、飾るだけでなく実用的な収納棚としても使えます。
ウォールシェルフは賃貸でも使える便利なアイテムですが、設置するときには気をつけておきたい点が次の2つです。
ここからは、こうした注意点を詳しく見ていきましょう。
ウォールシェルフの中には、「石膏ボード」という素材にしか取り付けられないものもあります。
石膏ボードは、日本の多くの賃貸住宅の内壁に使われている白っぽい板のことです。
見た目だけでは判断が難しいため、押しピンを刺して、抜いたときに白い粉がついていれば、それが石膏ボードと判断できます。
石膏ボードでない壁に対応していないタイプを無理に取り付けると、固定が甘くなって落下の原因になります。
商品ごとに「対応する壁材」が書かれているので、購入前に必ず確認することが大切です。
どのウォールシェルフにも耐荷重があります。
耐荷重とは、棚が耐えられる重さの上限のことです。
耐荷重を超えるような物を載せると、棚が落ちたり壁を壊してしまったりする可能性があります。
また、重い物を載せる場合は、棚の端や前の方ではなく、できるだけ中心に近い位置に置くのが安全です。
地震のときや人がぶつかったときに、物が落ちにくくなるためです。
今回は、賃貸の部屋でも安心して使えるウォールシェルフの選び方と、おすすめの商品、設置時の注意点までをわかりやすく解説しました。
ウォールシェルフは、収納棚として使えるだけでなく、お気に入りの雑貨や植物を飾ることで、部屋を自分らしく彩るインテリアの一部にもなります。
ただし、賃貸物件では壁に傷をつけないよう注意が必要です。
ピンやホッチキス、つっぱり式など、壁への影響が少ない設置方法の商品を選ぶことが大切です。
また、棚の形や素材、どれくらいの重さに耐えられるか(耐荷重)といった点も確認しておくと、失敗が少なく、安全に使うことができます。
この記事で紹介したウォールシェルフはすべて、木の素材感を生かしながら、賃貸でも気軽に取り付けられる工夫がされた製品です。
こうしたアイテムを製作・販売しているイオリスペースでは、無垢材を使い、一つひとつ丁寧に作られた飾り棚・壁掛棚を取りそろえています。
シンプルながら、長く使えるデザインの棚をお探しの方にとって、きっと満足できる商品が見つかるはずです。
住まいに温かみと個性を添えたい方は、ぜひ一度チェックしてみてください。
「神棚を置きたいけれど、今住んでいる部屋の雰囲気に合わなそう」と思ってあきらめている方もいるのではないでしょうか。
そのような方におすすめなのが、ウォールシェルフ(壁に取り付ける棚)を使って設置するタイプの神棚です。
最近では、家の形や内装が昔と大きく変わってきており、神棚の置き方も、人それぞれに変化しています。
ウォールシェルフを神棚として活用するというアイデアなら、省スペースで設置でき、お部屋の雰囲気にも自然と調和するかもしれません。
この記事では、ウォールシェルフを使って神棚を設置する方法や注意点などを紹介します。
ウォールシェルフを使えば、今風のインテリアにもなじみやすい神棚がつくれます。
昔ながらの和室や棚板がないような部屋でも、壁さえあれば神棚を設置できるのが大きな利点です。
一方で、「普通の棚を使って神棚にしてしまって、本当に大丈夫なの?」と不安に思う方もいるかもしれません。
しかし、現代の暮らしでは、部屋のスペースや雰囲気に合わせた柔軟なスタイルで神棚を設置している家庭が増えています。
そこで、ウォールシェルフを神棚として使ううえで、神棚について、次の点を改めて考えてみましょう。
ここからは、神棚を家で祀る意味や、形にとらわれずに気持ちを込めて設置する考え方について説明します。
神棚とは、簡単にいえば「家の中にある小さな神社」のようなものです。
神社でもらったお神札(おふだ)を、神様が宿るものとして飾り、お水や塩、米などのお供え物を置いて祈る場所です。
神棚を家に置くことで、外出して神社に行けない日でも、毎日気持ちを込めて手を合わせることができます。
祈る内容は、たとえば「家族が元気で過ごせるように」や、「仕事がうまくいくように」といった、日々の生活への感謝や願いです。
こうしたお参りを日常の中で行うことで、神様への敬意や感謝の気持ちを自然と持つことができ、心のよりどころにもなるのです。
「神棚って、どうやって置くのが正しいんだろう?」と悩む方もいるのではないでしょうか。
しかし、神棚は形式ばったものではなく、「敬う気持ち」があれば十分です。
昔は和室の鴨居(かもい=ふすまや障子の上にある横木)に神棚を置くことが多かったのですが、今は和室がない家庭も増えてきました。
また、床の間のある家も少なくなっています。
つまり、昔のような形式で神棚を設置することは、現代だと物理的に不可能なことが多いのです。
そうした現代の住まいでは、壁に取り付ける棚や、家具の上を使って神棚を設けるスタイルが一般的になりつつあります。
部屋の広さや間取りに合った方法で、無理のない形で神様を祀る場所を作ることが、何より大切です。
ウォールシェルフを使って神棚を設置したいと考える場合、まずは次の5つのポイントを押さえて選ぶようにしましょう。
以下では、「どのような基準で選べばいいか」をそれぞれ具体的に解説します。
最初に、神棚を置く場所の広さをしっかり確認することが大切です。
神棚は壁に取り付けるため、壁の横幅や高さに合ったサイズのものを選ばないと、設置できなかったり、見た目に違和感が出たりします。
また、お神札を中に入れて飾るタイプの場合は、お神札の高さや幅に対して棚の内寸が十分かどうかを必ず確認しましょう。
デザインが好みでも、サイズが合わなければ使うことは難しいです。
最近は、神棚もインテリアに合わせて選ばれるようになってきました。
大きく分けると、次の4つのタイプがあります。
以下からは、それぞれの特徴を見ていきましょう。
宮形(みやがた)は、神社の建物を小さくしたような見た目で、屋根や扉がついた木製の神棚です。
「一社宮(いっしゃぐう)」はお社が1つのタイプ、「三社宮(さんしゃぐう)」はお社が3つ並んでいるものです。
家庭用としては、この2つが主流です。
スペースが限られているなら一社宮、大きめの神棚を置ける場所があるなら三社宮もおすすめです。
宮形は本来、棚板(たないた)の上に置く形式ですが、ウォールシェルフを棚代わりにすれば、場所がなくても設置可能です。
箱宮(はこみや)は、箱型のケースの中にお神札を収めるタイプの神棚です。
寒冷地で使われてきた歴史があり、囲炉裏の煙やススから神棚を守る目的で考案されました。
ガラス扉がついているものも多く、ホコリを防ぎやすく、掃除もしやすいのが特徴です。
最近では地域に関係なく、見た目がシンプルで使いやすいという理由で、広く使われています。
モダン神棚は、現代の住まいに合うように作られた「デザイン神棚」です。
北欧風やナチュラルテイストの家具になじむ形状や色合いで、洋室にも違和感なく設置できます。
ウォールシェルフの上に直接神具を並べるタイプや、穴を開けずに設置できる製品も多いため、賃貸住宅で神棚を置きたい方にも向いています。
お札立ては、お神札を立てかけるだけのシンプルな構造で、限られたスペースでも置けるのが特徴です。
一人暮らしやワンルームなど、設置場所が取りづらい方におすすめです。
小さくても神様への敬意を持って祀ることができれば、十分に意味があります。
家具の上に置くタイプや、壁にかけるタイプなどがあり、ウォールシェルフと組み合わせても使えます。
神棚に使われる木材の種類によって、見た目の雰囲気や価格が変わってきます。
神棚によく使われるのは、以下のような木材です。
木材の種類 | 特徴・ポイント |
---|---|
ヒノキ | 木目が美しく、香りも良く、防虫性も高い |
木曽ヒノキ | ヒノキの中でも特に高級で、耐久性に優れている |
ケヤキ | ・光沢感があり、重厚で高級感のある印象 ・硬くて耐久性に優れている |
白松 | 淡く明るいベージュ系の色味で、すっきりとした木目 |
ウォールナット | ・濃い色合いでモダンな印象 ・洋室に合わせやすい |
どの木材のウォールシェルフを選ぶかは予算と好みによりますが、丈夫で長く使える素材を選ぶのがポイントです。
ウォールシェルフと神棚を別々に用意する場合や、神棚に神具を載せる場合は、棚がどれくらいの重さまで耐えられるか(耐荷重)をしっかり確認しておきましょう。
耐荷重を超えて重たいものを載せると、棚ごと落ちてしまう危険があります。
何をどれくらい載せるかをあらかじめ考えてから、耐荷重に合う商品を選んでください。
神棚には、お供え物を載せるための神具や、棚を設置するための部品が必要な場合があります。
以下のような点を確認しておくと安心です。
特にウォールシェルフタイプの場合、設置のための部品が同梱されているものを選ぶと作業がスムーズです。
飾り棚・壁掛け店を専門に取り扱っているイオリスペースでは、見た目も美しく、現代の部屋になじみやすいモダンな神棚を豊富にそろえております。
今回はそのなかから、ウォールシェルフタイプの神棚を5点厳選してご紹介します。
部屋のインテリアを損なわず、祀る場所としての役割も果たせる商品ばかりです。
5つのウォールシェルフを詳しく見ていきましょう。
HITOE(ひとえ)は、一見すると神棚に見えないほどすっきりとしたデザインが特徴です。
本体は木製で、棚というよりもコンパクトなインテリア小物のような佇まいです。
お神札は、上部の部品を外して中におさめる構造になっており、外から見える部分はシンプル。
こうした構造のため、どんな部屋にも合わせやすくなっています。
横幅は12cmで、一般的な柱とほぼ同じ幅。
ワンルームや賃貸住宅でも、壁や家具のちょっとしたスペースを使って設置できます。
ホワイトの明るい色合いのほか、木目が映えるクルミモデルや落ち着いた色合いのウォールナットモデルなどもあり、インテリアの雰囲気に応じて選べます。
壁への直接取り付けはもちろん、ウォールシェルフと組み合わせたり、家具の上に置いたりと、自由な設置が可能です。
モダン神棚【HITOE(ひとえ)ホワイトモデル】シンプル&モダン
FUTAE(ふたえ)は、2枚のお神札を並べて祀れる構造になっており、家族や事業など複数の守り神を祀る場合におすすめです。
お神札は奥の「マガジンラック」状のスペースに立てかけ、手前には細かい線が入った棚板が設けられています。
この棚板は取り外し可能で、お供え物の交換も楽に行えます。
付属の神具としては、ガラスの榊立てやお皿、水玉などがあり、すぐに祀り始められる構成です。
デザインは木のやさしい風合いを活かした上品なもので、現代的な洋室から落ち着いた和室まで幅広く対応します。
仕上げにはプレポリマー塗装が施されており、見た目の美しさと傷つきにくさを兼ね備えています。
モダン神棚【FUTAE(ふたえ)ウォールナットモデル】シンプル&モダン
タナプラス40+SONAEは、無垢材でできたウォールシェルフ「タナプラス40」と、神具セット「SONAE(そなえ)」を組み合わせた一体型の神棚です。
神具は、あたたかみのある木材と透明なガラス器を組み合わせており、伝統的な雰囲気とモダンな見た目をバランス良く融合させています。
ウォールシェルフは約1mmの極細ピンで壁に取り付ける構造になっており、賃貸住宅でも大きな穴を開けることなく安心して使えます。
使われている木材「クルミ」は、やわらかい茶色でどんな壁色や家具ともなじみやすく、主張しすぎず、部屋に自然と溶け込むような風合いです。
デザインだけでなく、実用面も考えられている、初心者にも扱いやすい神棚セットといえるでしょう。
「タナプラス180」という幅広のウォールシェルフと、同じくSONAEの神具を組み合わせたセットです。
棚板の幅は約55cm、奥行きは18cmと、広めのスペースを活かして神具やお神札をゆったりと並べることができます。
耐荷重は10kgと十分あり、お正月や特別な日のお供えを増やしたい時もしっかりと支えられる安心設計です。
使われている木材は、ウォールナット。
深い茶色の落ち着いた色合いが、空間に重厚感と上品さを与えてくれます。
また、神具一式がセットになっているため、すぐに使い始められることも魅力です。
モダン神棚神具セット タナプラス180+SONAEウォールナット
ゼロ70ウォールナットは、幅70cmの広々としたウォールシェルフに、お神札と神具を自由に並べて祀れるタイプの神棚です。
お神札が三体ある場合でも、重ならずにゆったりと配置できるため、より丁寧に祀りたい方におすすめです。
神具は、白い陶器でできており、榊立て・瓶子・皿が2つずつ、水玉が1つの合計7点セット。
伝統的な神具を使いつつも、宮形を置かない開放的なデザインで、現代的なスタイルに調和しています。
使われている木材は無垢のウォールナットで、木のぬくもりを感じられる美しい木目と色合いが特徴です。
和室にも洋室にもなじみやすく、インテリア性も高いため、こだわりの空間づくりにも役立つ製品です。
自宅に神棚をお祀りする場合、設置するのに理想的な場所や方角があります。
特に、次のようなことはあらかじめ押さえておきたいです。
良い環境で日々お参りできるように、設置場所や方角、注意点など、ウォールシェルフで神棚を祀るときに覚えておきたいことを見ていきましょう。
神棚を置く場所としてふさわしいのは、次のような条件がそろっているところです。
一方で、避けたほうが良い場所も次のようにあります。
ただし、キッチンのなかでも冷蔵庫の上のスペースは例外的に良いとされています。
食べ物を扱う場であり、神様に恵みを感謝する場所として意味を持つからです。
神棚を置くときは、お神札の向きが南か東を向くようにするのが良いとされています。
これは、太陽の昇る東や明るい南の方向が、古くから縁起が良いとされてきたためです。
ウォールシェルフを取り付けるときは、北や西の壁に棚を設ければ、自然と神棚が東や南を向く配置になります。
ただし、部屋の作りや事情でどうしてもその向きにできないときは、ほかの方角に置いても問題はありません。
大事なのは、神様を敬う気持ちです。
マンションや2階建ての家などで、神棚の上に別の部屋がある場合には「雲」や「天」と書かれた紙や飾りを神棚の上に貼ることがあります。
これは、神棚の上には何もない空が広がっているという意味合いを持たせ、神様への礼儀を保つための工夫です。
最近は、紙に文字を書くのではなく、木でできた「雲」や「天」のプレートや装飾品も販売されており、モダンなデザインの神棚とも合わせやすくなっています。
神棚を設置したら、次は神具やお供え物を整えて、お祀りのかたちを完成させましょう。
神具としてよく使われるのは以下のようなものです。
お供え物を並べる順番もポイントがあります。
以下のように配置するのが基本です。
スペースに限りがある場合は、すべてそろえなくてもかまいません。
できる範囲で気持ちを込めて祀ることが大切です。
新しい神棚を購入する機会はあまり多くないため、さまざまな疑問が頭に浮かぶ方もいるでしょう。
ここでは、神棚についてよくある質問にお答えします。
はい、大丈夫です。
神棚はずっと同じものを使い続けなければならないという決まりはありません。
引っ越しやリフォームを機に、住まいの雰囲気に合った神棚に新調することで、気持ちも新たにお参りしやすくなります。
不要になった神棚は、神社にお願いしてご祈祷とお炊き上げをしてもらうのが正式な方法です。
こうした方法は、長くお祀りしてきた神棚を丁寧に送り出す儀式です。
近くに神社がない場合は、配送で神棚を送り、遠方からでもお炊き上げをしてくれるサービスもあります。
一部の大きな神社や、インターネット経由の業者が対応しています。
はい、可能です。
最近では、クギやビスを使わず、細いピンで設置できる神棚やウォールシェルフが増えています。
この方法なら、壁に目立つキズが残らないので、退去時にも安心です。
購入前には、「ピン止めタイプ」や「賃貸対応」と記載されているかを確認しましょう。
同じ部屋に神棚と仏壇を置くこと自体は問題ありません。
ただし、配置の仕方に少し注意が必要です。
こうした配置は、神様と仏様のどちらにも、敬意を持ってお祀りするための工夫です。
どちらかを軽んじているわけではなく、両方を大切にするための配置の知恵と考えてください。
今回は、ウォールシェルフを使って神棚を設置する方法や選び方、そして実際に使えるおしゃれな製品までを、わかりやすくご紹介しました。
ウォールシェルフを上手に使えば、和風ではない現代の部屋にも自然となじむ形で神棚を設置できます。
神棚を選ぶときは、まず棚や設置場所に合ったサイズを確認しましょう。
部屋の雰囲気になじむデザインか、使われている木材の種類や色合いもチェックしておくと、見た目や価格に納得して選べます。
また、神具を載せる予定があるなら、棚板の耐荷重を確認することも重要です。
今回ご紹介している神棚やウォールシェルフは、イオリスペースが手がけている製品です。
イオリスペースでは、無垢材を使用した棚や雑貨を、熟練の職人が一つひとつ丁寧に手作りしています。
見た目の美しさはもちろん、実用性にも優れた製品を多数取りそろえていることが特徴です。
木のあたたかみと、洗練されたデザインが調和する神棚は、現代の住まいにもすっきりとなじみます。
もし神棚の新調をお考えでしたら、ぜひ選択肢の一つとして検討してみてください。
「キッチンをもっとおしゃれに、もっと使いやすくしたい」と考えている方は多いのではないでしょうか。
そのようなときに役立つのが「ウォールシェルフ(壁に取り付ける棚)」です。
壁のスペースを活かして収納を増やせるだけでなく、見た目の美しさやインテリア性を高めることもできるのが魅力です。
この記事では、キッチンにウォールシェルフを取り入れるメリットやおしゃれに見せるコツ、設置時の注意点などを詳しく解説します。
ウォールシェルフをキッチンに取り入れると、ただ収納が増えるというだけではありません。
次のような、日々の家事が楽になったり、見た目の印象まで変わるという良い影響があります。
以下からは、ウォールシェルフがもたらす4つのメリットを紹介します。
ウォールシェルフを使えば、キッチン全体をおしゃれに見せる演出ができます。
扉付きの収納と違って中身が見えるため、調味料やマグカップなどを「見せる収納」として楽しむことができます。
たとえば、お気に入りのカップや瓶をきれいに並べれば、それだけでインテリアの一部のような雰囲気になります。
並べる物や配置の仕方によって、ナチュラルや北欧、シンプルモダンなど、好みに合った雰囲気が作れるのも魅力です。
見た目を意識することで、使い勝手とデザイン性を両立したキッチンに近づけます。
キッチンは、調理道具や家電、調味料などで物が増えやすく、収納場所がすぐに足りなくなってしまう場所です。
しかし、床に置く家具を増やすと動きにくくなり、調理の邪魔にもなります。
そんなとき、壁の空いている部分を棚として使えるウォールシェルフが便利です。
普段使っていない「壁」というスペースを収納に変えられるため、圧迫感なく収納力をアップさせることができます。
「物があふれて片づかない」「置き場に困る」といったキッチンの悩みを、自然に解消してくれるアイテムなのです。
ウォールシェルフの特徴は、「目の前に物がある状態」にできることです。
戸棚や引き出しとは違い、扉を開けずにすぐ手が届くため、作業の流れを止めずに使いたい物を取り出せます。
たとえば、イオリスペースの「壁掛け棚フック付きウォールシェルフ」なら、棚に置くだけでなく、キッチンばさみや計量スプーンなどをフックに掛けておくこともできます。
調理中「使いたい」と思ったときに、そのまますぐ取れるという手間の削減が、毎日の料理や片づけの快適さにつながるのです。
ウォールシェルフは扉のないオープン収納のため、常に視界に入る場所にあります。
そのため、「ごちゃごちゃしていると気になる」「きれいに整えておきたい」と自然に思うようになり、整理整頓への意識が高まりやすくなります。
また、ホコリが目につきやすいため、掃除の習慣もつきやすく、キッチン全体の清潔さを保ちやすい環境となるはず。
たとえば、調味料ボトルや保存容器の色やサイズをそろえて等間隔に並べるだけで、見た目がぐっと整います。
必要以上の物を置かないようにすると、使いやすさと見た目の美しさが同時に手に入ります。
さらに、「使ったらすぐ戻す」が自然にできるようになるため、片づけが面倒にならず、使いやすい状態をキープしやすくなるのもうれしいポイントです。
ウォールシェルフは、ただ取り付けるだけではおしゃれには見えません。
置くものの種類や、棚の使い方に少し工夫をすることで、見た目と使いやすさを兼ね備えたキッチンになります。
キッチンをより美しく見せるための工夫として、次の4つが挙げられます。
以下からは、それぞれのポイントを一つずつ詳しく解説します。
見た目をすっきりさせるには、置きたい物のサイズに合った棚を選ぶことが重要です。
たとえば、背の高いびんや奥行きのある容器を浅い棚に無理に置くと、棚からはみ出したり不安定になってしまいます。
こうした状態では見た目も悪く、実用性にも欠けることでしょう。
あらかじめ、置く予定の物の高さ・奥行き・数などを確認しておくと、ちょうど良いサイズの棚を選びやすくなります。
棚のデザインだけでなく、「何を置くか」に合わせてサイズ選びをするのが、おしゃれに見せる第一歩です。
ウォールシェルフは中身が見える収納なので、そこに置いた物の「色」や「雰囲気」が空間の印象に直結します。
たとえば、白い容器で統一したり、木のスプーンや竹素材を中心に並べたりすると、ナチュラルでやさしい雰囲気が出せます。
逆に、色や素材がバラバラだと、ごちゃごちゃした印象になってしまいがちです。
「全部を同じにする」のではなく、「似たテイストでまとめる」意識が大切です。
食器や調味料容器、雑貨などを同じ系統の色や素材でそろえると、棚全体がすっきりとまとまって見えます。
北欧風やカフェ風の雰囲気にしたい方には、イオリスペースの無垢材のウォールシェルフもおすすめです。
木のぬくもりがあり、落ち着いた印象の空間に仕上がります。
複数の段があるウォールシェルフでは、段ごとに使いみちを分けると、見た目にも整いやすく、使いやすさもアップします。
たとえば、上の段には出番が少ない来客用のコーヒーカップ、下の段には毎日使う調味料やキッチンばさみなどを置くと良いでしょう。
このように整理すると、何がどこにあるかすぐ分かるので、探す手間が減り、動きもスムーズになります。
段に「役割」を持たせることで、自然と使い方にルールが生まれ、整った印象と実用性の両方が得られます。
おしゃれに見せたいときは、棚に「何も置かないスペース」をあえて作ることが効果的です。
棚いっぱいに物を並べると、どうしてもぎゅうぎゅうで詰まった印象になりがちです。
一方、物と物の間に少し空間を空けると、それぞれの物が引き立ち、まるでディスプレイのように見えます。
たとえば、マグカップを3個並べるときに、4個並べられるスペースのうちの3つだけを使うと、空きが生まれて圧迫感が減ります。
「置かない」という選択が、空間に落ち着きとバランスを与えてくれるのです。
ウォールシェルフは便利で見た目も良い反面、取り付け方を間違えたり、使い方に無理があると危険につながることもあります。
以下のような点には、特に注意が必要です。
それぞれの注意点を詳しく見ていきましょう。
ウォールシェルフは、どこにでも取り付けられるわけではありません。
キッチンの壁が何でできているかを確認し、壁に合った設置方法を選ぶ必要があります。
一般的な壁の素材には、以下のようなものがあります。
壁の種類 | 特徴 | 適したウォールシェルフのタイプ |
---|---|---|
石膏ボード | ・やわらかく、穴が開きやすい ・一般的な住宅に多く使われる壁材 | ピンやホッチキスなどで固定できる軽量ウォールシェルフや専用フック対応のウォールシェルフが適している |
タイル壁やコンクリート | ・硬くて穴を開けるには専用の工具が必要 ・丈夫で耐久性が高い | ネジやアンカーでしっかり固定できるウォールシェルフが必要 |
製品のパッケージや説明書には、「石膏ボード対応」や「アンカー付き」などと記載されている場合があるので、それが自宅の壁に合うかどうかを必ず確認しましょう。
ウォールシェルフを設置する場所は、手の届きやすさが何よりも大事です。
高すぎる場所に棚をつけると、物を取るのが大変になり、毎日使うには不便になります。
目線より少し下から腰の高さくらいまでを目安にすると、取り出しやすく、見た目にも圧迫感が出にくいです。
よく使うものは低い位置に、たまに使うものは少し上の段に、というふうに使い方に応じて棚の位置を決めましょう。
たとえば、よく使う調味料や調理器具を置く棚であれば、肩の位置よりも低めの位置に置くと良いでしょう。
あまり使用頻度の高くないカップ類やディスプレイ用の雑貨は、視線より少し高い位置に置くことで、圧迫感を持たせずに美しく見せられます。
ウォールシェルフを快適に活用するためには、見た目だけでなく、実際の使いやすさを意識した設置位置の選定が重要です。
ウォールシェルフには、「この棚はこれくらいの重さまで耐えられます」といった「耐荷重」が決められています。
びんやガラス容器などをいくつも載せると、思った以上に重くなり、棚がたわんだり、落ちたりする危険があります。
特に重さがわかりにくいガラス製の容器などは、「何をいくつ置くか」を意識して、耐荷重の限界を超えないようにしましょう。
ウォールシェルフに置いた物は、地震やちょっとした接触でも落ちることがあります。
特にキッチンは、動きが多い場所なので、ふとした拍子にウォールシェルフに手や体がぶつかる可能性も考えられます。
落ちても危なくないように、次のような工夫をしておくと安心です。
こうした対策をしておくことで、見た目も整い、事故の防止にもつながります。
キッチンにウォールシェルフを取り付けたいけれど、「賃貸でも大丈夫?」「難しそう…」と不安に思う方もいるのではないでしょうか。
そのような方が気になる点について、FAQ形式でわかりやすくお答えします。
はい、あります。
最近では、賃貸住宅でも壁に大きな穴をあけずに取り付けられる棚が多く販売されています。
たとえば、壁に画びょうのような細いピンを数本刺すだけで設置できるタイプなら、壁を傷つけにくく、退去時も簡単に元の状態に戻せるので安心です。
イオリスペースで販売している「壁掛け棚フック付きウォールシェルフ Light-nuts (ライトナッツ)ゼロモデル」も目立たないピンで取り付けられます。
「賃貸だから無理」とあきらめる必要はありません。
設置方法をきちんと確認すれば、賃貸でもおしゃれで使いやすいキッチンをつくることができます。
はい、自分で棚を取り付けるようなDIY作業に慣れていない方でも、設置できる棚は多くあります。
最近は、工具(ドライバーや電動工具など)を一切使わずに、短時間で簡単に取り付けできる棚も増えています。
たとえば、イオリスペースの「ゼロタイプ」は、付属のピンを壁に押し込むだけで設置完了。
慣れていなくても1分程度で取り付けができるように設計されています。
初めてで不安な方は、簡単に設置できるタイプから試してみるのがおすすめです。
取り付け方を次の動画で見ながら確認すれば、迷うことも少なく、キッチンのアレンジを気軽に楽しめます。
棚を付ける場所で、使いやすさは大きく変わります。
手が届く高さ(腰から目の高さまで)を目安に設置するのが基本です。
高すぎると物を取るのが大変になり、低すぎると調理の邪魔になります。
調理の動線(動きの流れ)をふさがない場所を選ぶのがポイントです。
また、コンロやシンクの真上は、水はねや油汚れが付きやすく、掃除の手間が増える可能性があるため、設置しないほうが安心です。
「自分の身長で、無理なく手を伸ばして届く高さ」で、なおかつ「調理の作業にじゃまにならない位置」に取り付けると、使いやすくて安全な棚になります。
今回は、ウォールシェルフを使ってキッチンを快適かつおしゃれに整えるためのポイントをご紹介しました。
ウォールシェルフをうまく活用すると、キッチンの限られたスペースをすっきり使いながら、おしゃれで機能的な空間に変えることができます。
中に入れるのではなく、外から見える「見せる収納」として、お気に入りの容器やカップなどを並べれば、自分らしいキッチンがつくれます。
また、必要な物がすぐ手に取れるので、料理や片づけの動きもスムーズになります。
ただし、取り付ける際には、壁の材質、棚の重さ制限(耐荷重)、そして高さのバランスに注意が必要です。
こうしたポイントに配慮すれば、棚は安全に長く使えます。
賃貸でも使いやすいピン固定タイプや、初心者向けの取り付けが簡単なモデルを選べば、初めての方でも安心して取り入れられます。
イオリスペースが販売しているウォールシェルフは、国産の無垢材を使い、一つひとつ丁寧に職人が手づくりしたものです。
シンプルで温かみのあるデザインは、北欧風やカフェ風のキッチンにもよくなじみ、インテリアとしても自然に溶け込みます。
こうした棚はすべてオリジナルデザインで、イオリスペースでしか販売していない特別な商品です。
「実用性」と「見た目の美しさ」の両方を求める方に、きっとご満足いただけるはずです。
ぜひ、暮らしに合ったウォールシェルフを選んで、おしゃれで快適なキッチンづくりを楽しんでみてください。
「玄関をもっとおしゃれに、もっと使いやすくしたい」と感じている方も多いのではないでしょうか。
スペースが限られている玄関では、どこに何を置こうか迷うこともあるかと思います。
そのようなときに活躍してくれるのが、壁に取り付けるタイプの棚「ウォールシェルフ」です。
床をふさがずに収納を増やせて、見た目にもすっきりとおしゃれに整います。
この記事では、ウォールシェルフを玄関に取り入れるメリットや使い方のコツなどを紹介してます。
玄関は、家に入って最初に目にする場所です。
お客さまや家族に、「きれいに整っているな」と感じてもらえるようにしたいものです。
ただ、広さが限られているうえに、靴や鍵など毎日使うものも多く、物が散らかりやすい場所でもあります。
そのような玄関にぴったりなのが、壁を活かせるウォールシェルフです。
ウォールシェルフには、以下3つのメリットがあります。
それぞれのメリットを順に見ていきましょう。
玄関は、どうしても物の置き場所が限られています。
しかし、壁を使って棚をつければ、床をふさがずに収納スペースを増やせます。
たとえば、鍵や印鑑、手指の消毒スプレーなど、玄関で使う小物をウォールシェルフの上にまとめて置けば、いつでも手に取りやすくなり、玄関も散らかりにくくなるのです。
また、収納家具のようにスペースを取らないため、狭い玄関でも圧迫感なく使えることがウォールシェルフの特徴です。
ウォールシェルフは、ただ物を置くだけではなく、飾って見せる「ディスプレイ棚」としても使えるのが魅力です。
玄関に季節の飾りや写真立て、観葉植物などを置くだけで、家族の帰宅時やお客さまを迎えるときに、ほっとできる雰囲気をつくることができます。
お気に入りの雑貨を少し並べるだけでも、玄関の印象はガラリと変わります。
実用性とおしゃれさの両方を兼ね備えられるのが、ウォールシェルフの良いところです。
ウォールシェルフは壁に取り付けるタイプなので、床に物を置かずに済み、掃除がとても楽になります。
たとえば、床に置く収納棚は下にホコリがたまりがち。
しかし、棚を壁に付けておけば、掃除機やモップをそのままかけやすく、掃除のストレスが減ります。
毎日使う場所だからこそ、ウォールシェルフの手入れのしやすさは見逃せないポイントです。
玄関をおしゃれな空間に演出するなら、イオリスペースのウォールシェルフがおすすめです。
無垢材を使用し、職人が一つひとつ丁寧に手作業で仕上げた、使いやすさと美しさを兼ね備えた製品です。
玄関の雰囲気をぐっと引き上げてくれる、おすすめのウォールシェルフとして、次の5点があります。
以下からは、各製品について詳しく見ていきましょう。
白くて明るい木目の「ゼロ56ホワイトモデル」は、玄関をやさしい印象に整えたい方にぴったりです。
幅56cmと扱いやすい大きさで、小さめの観葉植物や写真立て、ちょっとした雑貨などを飾るのにちょうど良いサイズ感です。
素材にはシナ材という軽やかな木を使っており、白木のナチュラルな色合いがさまざまなインテリアに自然になじみます。
6本の細いピンで取り付けるため、壁に目立つ穴をあけずに設置でき、賃貸でも安心です。
設置作業も、約1分で完了。
DIYが苦手な方でも取り入れやすい構造です。
耐荷重は約2.5kgと、玄関で使う軽めの物を置くには十分な強度があります。
「タナプラス180ホワイトモデル」は、すっきりとした空間にしっかり収納もしたい方におすすめのモデルです。
デザインはとてもシンプルで、どんな玄関の雰囲気にも自然になじみやすく、壁をおしゃれに見せるアクセントにもなります。
耐荷重は10kgとしっかりしていて、本やフォトフレーム、少し大きめの観葉植物まで安心して飾れます。
取り付けは石膏ボードや鉄板などさまざまな壁材に対応しており、付属のピンで設置すれば壁へのダメージも最小限。
賃貸のお住まいでも問題なく使えます。
コンパクトながら機能性にすぐれた「壁掛け棚フック付きウォールシェルフ Light-nuts (ライトナッツ)」は、幅43cmの小ぶりな棚に3つのフックが付いています。
鍵をかけたり、小物を引っ掛けたりできるので、玄関で必要な印鑑ケースなどをひとまとめにできるのが特徴です。
奥行き12cmと浅めで、スペースが狭い玄関でも圧迫感を感じずに設置できます。
付属の専用パーツで、石膏ボードの壁にも簡単に取り付けが可能。
機能性とデザイン性を両立した使いやすい棚です。
壁掛け棚フック付きウォールシェルフ Light-nuts (ライトナッツ)
同じデザインでゼロモデルもあります
賃貸でも使いやすいウォールシェルフです。
壁掛け棚フック付きウォールシェルフ Light-nutsゼロ (ライトナッツ ゼロ)
「棚付き壁掛け鏡 soft40ホワイト」は、棚と鏡が一体になった壁掛けミラーです。
外出前に顔や髪をチェックしたり、棚に鍵やハンドクリームなどを置いたりできて、見た目だけでなく実用性も高いアイテム。
鏡を設置することで、玄関の空間が広く見える効果もあります。
ナチュラルで明るいデザインなので、インテリアとしても違和感なくなじみ、玄関が洗練された印象となるでしょう。
「ウォールシェルフ/壁掛け棚SPOT(スポット)ゼロ ウォールナット」は、幅15cmの小さなウォールシェルフで、ポストカードや小物をさりげなく飾りたい方におすすめです。
複数個を並べて使うことで、空間にリズムが生まれ、玄関を印象的に見せることができます。
ウォールナットの深みある色合いは、落ち着いた雰囲気を好む方やシックなインテリアにぴったり。
壁に取り付けるだけで玄関の印象が引き締まり、ワンポイントでセンスの良さが光るアイテムです。
ウォールシェルフ/壁掛け棚SPOT(スポット)ゼロ ウォールナット
ウォールシェルフを玄関に取り入れるだけでも、全体の印象がぐっと変わります。
ただし、より見映え良く、快適な空間にするためには、次のような置き方や組み合わせ方の工夫が必要です。
以下からは、おしゃれな玄関を演出するための具体的なポイントを詳しく見ていきましょう。
玄関まわりをおしゃれに整えるには、ウォールシェルフのデザインと、そこに置くアイテムの雰囲気をそろえることが大切です。
たとえば、北欧風にしたい場合は、白やベージュを基調とした木製アイテムを選ぶと統一感が出ます。
もし玄関全体のインテリアと合っていない物を並べてしまうと、ごちゃごちゃした印象になります。
「ナチュラル」「和風」「カフェ風」など、どのようなイメージにしたいかを最初に決めることが、整った空間づくりへの近道です。
玄関をセンス良くまとめるために、ウォールシェルフに置く物の色数はできれば3色以内にとどめると良いでしょう。
色が多すぎると、どうしても雑然とした印象になります。
たとえば、白や明るい木目をベースに、アクセントでグレーのアイテム、さらにグリーンの植物を加えると、清潔感のある玄関にまとまります。
特に玄関のような小さなスペースでは、「色数を絞る」だけで印象がぐっと洗練されるのです。
同じような高さの物を並べてしまうと、どうしても平坦で単調な印象になります。
そこで、背の高いフレームと小さな植物を組み合わせるなど、高さに差をつけて並べてみましょう。
このように配置することで、空間に奥行きやリズム感が生まれ、視覚的にも引き締まって見えます。
限られたスペースでも立体感が出るだけで、「おしゃれに見える配置」へと変わります。
ウォールシェルフをより印象的に見せたい場合には、小さなスポットライトを活用するのも効果的です。
玄関は、日中でもあまり明るくないことが多く、光の当て方ひとつで雰囲気が変わる空間でもあります。
たとえば、飾った写真や雑貨にライトを当てることで、まるでギャラリーのような演出が可能になります。
夜の玄関でも、あたたかい雰囲気を作り出せるため、帰宅時にも気持ちが和らぐはずです。
インテリア性を高める「ひと手間」として、ぜひスポットライトを取り入れてみてください。
玄関を素敵に整えてくれるウォールシェルフですが、次の取り付け方や使い方などのポイントを間違えると、思わぬ危険や不便を招くこともあります。
以下からは、主な注意点を4つ見ていきましょう。
玄関は、家族全員が毎日何度も通る場所です。
ウォールシェルフの設置位置が悪いと、人が通るたびにぶつかったり、かがまないと通れなかったりして危険です。
たとえば、肩や頭の高さに棚があると、不意に当たってケガをする可能性もあります。
また、棚の奥行きが広すぎると通路をふさいでしまい、邪魔になることも。
イオリスペースでは、奥行き約5cmの薄型シェルフをご用意しております。
スペースが限られた玄関にも設置しやすく、見た目も圧迫感がありません。
玄関に設置するウォールシェルフは、奥行きに注意し、動線の邪魔にならないものを選びましょう。
玄関の壁には、石膏ボードと呼ばれる軽量な素材が使われていることが多くあります。
この場合、強度の低い金具を使ったり、無理な取り付け方をすると、棚がすぐに外れてしまう危険があります。
そのため、「石膏ボード対応」「アンカー付き」など、壁材に合った製品を選ぶことが重要です。
取り付け説明や製品の注意書きをよく読んで、ご自宅の壁に適した設置方法を確認したうえで取り付けましょう。
どんなウォールシェルフにも、「このくらいの重さまでなら安全に使えます」という上限(耐荷重)が設定されています。
それを超えて物を載せてしまうと、棚がたわんだり、落下したりするおそれがあり危険です。
特に、観葉植物などは見た目以上に重く、水を含むとさらに重量が増すため、要注意です。
安全に使い続けるためにも、製品の説明書に記載された耐荷重を必ず守るようにしましょう。
ウォールシェルフは「棚板にふたがない」構造のため、揺れやぶつかりで物が落ちやすいことが特徴です。
特に玄関は、外出時に荷物を抱えて通る場所でもあるため、体やバッグが棚にぶつかるリスクも高くなります。
落下対策としては、以下のような方法があります。
こうした工夫をすることで、万が一のときの事故やケガを防ぐことができます。
ここでは、玄関にウォールシェルフを設置したいと考えている人がよく疑問に思うことについて、わかりやすく解説していきます。
はい、賃貸の家でもウォールシェルフは取り付けできます。
ただし、賃貸住宅では退去の際に壁を元どおりに戻す必要があるため、壁に大きな穴をあける方法はおすすめできません。
そのため、「ピン(細い針)やホチキスで留めるタイプ」の軽いウォールシェルフを選ぶと良いでしょう。
市販されているピン固定式ウォールシェルフの耐荷重は、おおむね2~3kg程度のものが多く、花瓶や小物、フレームなどの軽いインテリアに最適です。
たとえば、イオリスペースの商品には、石膏ボードという一般的な壁の素材に対応しており、細いピンを使って設置できるモデルがあります。
このようなタイプなら、穴も目立ちにくく、引っ越すときに壁をきれいに戻しやすいというメリットがあります。
また、重たいものをのせなければ、しっかりと安定して使える設計になっているため、安心して玄関のおしゃれな空間づくりが楽しめるでしょう。
風水とは、住まいの中の物の配置や飾り方によって、気分や運気を整える考え方です。
玄関は風水において「運気の入口」とされる大切な場所といわれています。
そのため、以下のような「あまりよくないとされる飾り物」には注意が必要です。
こうした飾りは「死や古びたものを連想させる」とされ、玄関に置くと良い運気の流れを止めてしまうという考え方があるのです。
代わりにおすすめなのは、次のような「生命力や清潔感を感じられるもの」です。
玄関のウォールシェルフにこれらを飾れば、見た目も明るくなるうえ、気持ちよく出入りできる空間がつくれます。
風水の効果は科学的に証明されているわけではありませんが、住む方の気持ちが前向きになることが何より大事です。
「気持ちよく使える玄関」を目指す意味でも、飾る物には意識を向けてみると良いでしょう。
今回は、玄関をすっきり整えながら見た目にも美しく仕上げるための工夫として、ウォールシェルフの活用法を解説してきました。
玄関は、住まいの第一印象を決める大切な場所です。
ウォールシェルフを使えば、玄関の限られたスペースを有効に使いながら、小物や鍵、季節の雑貨などをすっきりと飾ることができます。
ただの収納ではなく、飾る楽しさも感じられるのがポイントです。
さらに、色味や素材、デザインをそろえたり、置く物の高さに変化をつけたりすることで、見た目に立体感が生まれ、おしゃれな雰囲気をつくり出せます。
設置の際には、安全性や取り付け場所、落下防止などにも気を配ると、安心して長く使うことができます。
イオリスペースのウォールシェルフは、無垢素材のぬくもりを活かしたデザインと、暮らしに溶け込むやさしい質感が魅力です。
奥行きの浅い製品や、ピンで取り付け可能な製品もそろっており、賃貸住宅の玄関にも取り入れやすい仕様になっています。
玄関の空間づくりに迷っている方は、ぜひ自分に合ったウォールシェルフを見つけて、毎日の「ただいま」や「いってきます」が少しうれしくなるような空間づくりを楽しんでみてください。