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ウォールシェルフは、本を飾るという目的にも使えるアイテムです。
本は美しく装丁されているものも多いため、読む・眺めるなどの楽しみ方に加えて、部屋に飾っても存在感を発揮します。
そんな本のディスプレイに使い勝手がよいのが、浮かせて壁に設置できるウォールシェルフです。
ただ、ウォールシェルフで本を飾るのが初めてという場合、商品の選び方や本の飾り方に迷ってしまうかもしれません。
そこで今回の記事では、本を飾るためのウォールシェルフの選び方やおすすめ商品5選、飾り方のコツなどを紹介します。
ぜひ参考にしてください。
ウォールシェルフをうまく活用して部屋に本を飾ることには、主に4つのメリットがあります。
目的を明確にするためにも、まずはメリットを確認しておきましょう。
ウォールシェルフにさりげなく本を飾ると、知的でおしゃれなインテリアにできるのがメリットです。
本の表紙や背表紙は、なかに書かれた世界観が一目で伝わるように、画像や写真、フォントで美しく表現されています。
専門のイラストレーターやデザイナーが手がけることも多く、一種のアート作品のようなカバーも珍しくありません。
文字やアートで彩られた本を部屋に飾ることで、知性や芸術性がきらりと光る空間に仕上がります。
自分のお気に入りの本をウォールシェルフのうえに飾れば、個性や嗜好を表現できるのもメリットです。
飾る本としては、好きな作家の小説・詩集や、アイドル・風景・動植物の写真集、趣味に関する雑誌など、さまざまなジャンルが挙げられます。
本を飾ることで、部屋を好きなものに囲まれた居心地のよい雰囲気にできるでしょう。
また、家族や訪ねてきたゲストが本を目にすることで、個性や嗜好を自然と理解でき、会話が弾むきっかけにもなるかもしれません。
気が向いたときにいつでも愛読本を手に取りやすい環境を作れるのも、ウォールシェルフを利用するメリットです。
一般的な本棚は床に設置し、背表紙を並べて保管することが多いので、本の位置によっては出し入れが億劫になりがちです。
ウォールシェルフは壁沿いの好きな高さに設置できるため、本も自然と目に留まりやすい位置に飾れます。
手に取るのも元に戻すのも楽にできるので、繰り返し読んだり眺めたりしたい本の置き場所にはピッタリです。
ウォールシェルフを利用するもう一つのメリットは、部屋を圧迫することなく本の収納場所を作れることです。
壁に直接設置するウォールシェルフは、床のうえのスペースを空けたままの状態にしておくことができます。
生活空間を広く確保したまま、人の動線も妨げないので、圧迫感が生じにくいのが特徴です。
空間のゆとりをわざわざ減らさなくても、本を収納するスペースを増やせます。
多彩な商品のなかから、本を飾るという目的にピッタリのウォールシェルフを見つけるためには、以下のポイントに注目してみてください。
5つのポイントを見ていきましょう。
ウォールシェルフのサイズを確認して、置きたい本に合うものを選ぶとバランスよく飾れます。
写真集や画集などを飾りたい、趣味の本をたくさん並べたいといった場合は、大きめのウォールシェルフがおすすめです。
お気に入りの一冊や少量の文庫本を中心に置きたい場合は、小さめのウォールシェルフがよいでしょう。
また、設置するスペースを測っておくのも忘れないようにしてください。
ウォールシェルフを検討する際は、想定している本の量に対して耐荷重が十分かを確認することも大切です。
本は主に紙で構成されており、意外と重量があります。
耐荷重を超える本をのせて、もし落下すれば、タイミングによっては危険な事故にもなりかねません。
しっかりと本を支えられるウォールシェルフを選べば、安心して本を飾れます。
部屋の雰囲気に合うウォールシェルフを選ぶために、素材にも注目してみてください。
素材の種類は、以下の3つが代表的です。
木製はナチュラルで優しい雰囲気のインテリアに合わせやすく、金属製は都会的でクールなインテリアによく似合います。
豊富なカラーが揃うプラスチック製は、幅広いインテリアに取り入れやすいのが特徴です。
商品によってウォールシェルフの設置方法は異なるため、場所や目的に適したものを選ぶ必要があります。
主な設置方法は以下の5つです。
住まいが賃貸の場合は、壁に穴が開く釘・ビスタイプは避けましょう。
ピンやホッチキスタイプなら壁に大きなキズを残すことなく設置できます。
シールタイプは小型が多いので、少量の本を飾るのに向いています。
棚板を何段も重ねられるつっぱりタイプは、本をたくさん収納するのにおすすめです。
ウォールシェルフの形状は、イメージしている本の置き方や飾り方に合うものを選択しましょう。
形状としては、主に以下の3つがあります。
本を目立たせて飾りたいのならオープンタイプが適しています。
本以外のものも一緒に飾れるのもメリットです。
ボックスタイプはディスプレイにも収納にも利用しやすく、薄い本もブックスタンドなしで立てて置けます。
マガジンラックは本に特化したタイプで、表紙を正面に向けて飾れます。
ここでは、お気に入りの本をおしゃれに飾れるウォールシェルフを5つ厳選して紹介します。
部屋のインテリアや手持ちの本に合うものをぜひ見つけてください。
部屋のなかのちょっとしたスペースや玄関、階段脇などに絵本や写真集を飾りたいのなら、スリムなウォールシェルフのLAIN(ライン)がおすすめです。
幅30cm、奥行き5cmとコンパクトなサイズながら、棚板には溝が刻んであり、薄い本であれば立てかけて飾れます。
右端には付属の試験管が差し込めるようになっており、本と一緒に季節の草花やグリーンを飾るとインテリアのアクセントとなって、おしゃれです。
小さなピン2本で設置でき、壁に大きな穴を開けずに済むため、賃貸の部屋にも気軽に取り入れられます。
赤みがかった色が美しいチェリー材を含め、5種類の無垢材から素材を選べます。
タナプラスは、幅広い用途に使いやすいウォールシェルフです。
正面がよく見えるように手前に向けたり、数冊の背表紙を並べたりと、自由な発想で本を飾ることができます。
お気に入りの本や雑貨、観葉植物を並べれば、憩いややすらぎを感じられるスペースとなるでしょう。
無垢材のよさを活かした飾り棚なので、ナチュラルなスタイルのインテリアにもよく似合います。
なかでも国産シナ材を素材にしたホワイトモデルは、クセのない明るい色合いで、和室にも洋室にもなじみやすいのが魅力です。
耐荷重は10kgで、文庫本ならおよそ80冊分にあたります。
本を飾るウォールシェルフとしてより存在感のあるものを探しているのなら、サイズが大きめのタナプラスもおすすめです。
正面を向けた本を前後でずらしたり、オブジェをバランスよく配置したりと、余裕のある棚板のスペースを遠近感のあるディスプレイに活用できます。
棚板の厚みにも脚の部分にもやわらかなカーブが付いており、飾る本や小物を優しく引き立ててくれるようなデザインです。
無垢材を使用しているため、長く愛用するにつれて深みが増す風合いの変化も楽しめます。
赤みのあるブラウンのクルミ材のほか、シナ材のホワイトモデルやウォールナットモデルもそれぞれにすてきです。
壁と壁が隣り合う部屋の隅のスペースを活かして本を飾りたいのなら、コーナー用のウォールシェルフを利用するとよいでしょう。
コーナーに設置できるカド・ロングは、片方に長く伸びている左右非対称の形の飾り棚です。
壁沿いに本や雑貨を飾れば、殺風景だった部屋の隅もおしゃれな雰囲気に早変わりします。
狭いスペースにも設置しやすいので、玄関や階段下、トイレにもおすすめです。
ウォールナット材は深みのある色合いと美しい木目が特徴で、辺りを上質感のある空間へと変えてくれます。
長い辺が逆になっている右モデルもあり、取り付けたい環境によって使い分けが可能です。
飾り棚 壁掛け【カド・ロング ウォールナット ゼロ/左モデル】
"TWIN"ツインWIDEは、壁沿いの広いスペースを大胆に使って本を飾ることができます。
溝の入った飾り棚が2段になっているので、上下で本の向きに変化を付けたり、ジグザグに並べたりと本のデザインやサイズに合わせた配置が可能です。
棚板にはやわらかなブラウンのクルミ材、支えにはやや赤みがかったヤマザクラ材を使用し、色合いの微妙な違いが美しく映えます。
棚板の厚みや支えの太さに変化を付け、繊細かつシャープな印象のデザインで仕上げられています。
設置に使用するビスは、固定後に見えなくなるため、ナチュラルな雰囲気を壊しません。
ウォールシェルフに本を飾ってスタイリッシュな空間を作るには、以下のようなポイントを意識するのが効果的です。
4つのポイントを見ていきましょう。
ウォールシェルフに本を飾る際には、向きにこだわって配置してみましょう。
画像や写真の美しい本なら壁に斜めに立てかけて、表紙を手前に向けて飾るのがおすすめです。
シリーズものの本なら、背表紙を手前に向けて数冊をまとめて立てておくと統一感が出ます。
ボリュームのある本は、平らに置いて背表紙を見せると安定よく飾れるでしょう。
やや位置をずらしながら数冊を重ねると、動きや変化が生まれます。
ウォールシェルフを利用しておしゃれに本を飾りたいのなら、カバー色やデザインに注目し、統一感のある並べ方をしてみましょう。
同系色のカバーの本をピックアップしたり、写真集や画集など同じジャンルで揃えたりすると、まとまりのある雰囲気になります。
カーテンやソファなどインテリアで好んで使用している色をテーマカラーにすると、部屋の雰囲気によく調和します。
あえて反対色を用いると、アクセントとして効果的です。
ウォールシェルフに複数の本を飾る場合は、高さの違いや前後の位置も意識して配置してみてください。
簡単かつ効果的なディスプレイとして、三角構図という方法があります。
背の高い本を中央に、低い本をその両側に配置すると三角形が生まれ、自然とバランスのよいディスプレイになるので、おすすめです。
さらに中央の本を奥に寄せて置くと、遠近感も出て魅力的なディスプレイになります。
本の高さのバランスは、向きによっても調整可能です。
おしゃれな空間づくりを目指すなら、ウォールシェルフのうえに本とあわせて小物や観葉植物を置くのもよい方法です。
陶器やガラス容器など質感の違うもの、オブジェなど複雑な形をしたものを並べることで、見た目の楽しさやおしゃれ感をアップできます。
また、インテリアに癒やしのスポットを生む観葉植物を、本の隣りに置くのもおすすめです。
イキイキと生命感にあふれたグリーンと緻密にデザインされた本は、互いの魅力を引き立て合います。
ウォールシェルフを利用して本を飾る場合、注意しておきたいこともあります。
せっかくのおしゃれなインテリアや大事な本を台無しにしないよう、以下の点に気を付けましょう。
2つの注意点について解説します。
本を飾るためのウォールシェルフは、一日を通してなるべく直射日光の当たらない位置に設置するのがおすすめです。
日光に含まれる紫外線は、紙の劣化や黄ばみ、印刷の退色などの原因となります。
どうしても日当たりのよい部屋にウォールシェルフを取り付けたい場合は、遮光性の高いカーテンに変えたり、窓ガラスにUVカットフィルムを貼ったりといった対策を取りましょう。
ウォールシェルフに本を飾ったら、定期的に置く場所を入れ替え、スペース全体の掃除をするように心がけましょう。
ウォールシェルフは本棚と違い、棚のうえがオープンになっていることが多く、ホコリが溜まりやすいものです。
掃除はもちろん、本を新たに購入したタイミングなどで配置替えを行えば、本の劣化を防ぎ、インテリアの簡単なイメージチェンジにもなります。
ウォールシェルフを使って本を飾ると、インテリアをおしゃれに演出したり、個性を表現できたりするのがメリットです。
本のディスプレイに使うウォールシェルフを選ぶ際には、サイズや耐荷重、設置方法などをしっかり確認しておきましょう。
本の向きや色、配置なども工夫して飾れば、よりスタイリッシュな空間づくりが叶います。
株式会社イオリスペースは、無垢材を使い、飾り棚や雑貨を一つひとつ丁寧に作っている家具工房です。
ウォールシェルフも、木材のよさを活かしたシンプルかつ上質な商品を取りそろえています。
好みのウォールシェルフを取り入れて、ぜひお気に入りの本をおしゃれに飾ってみてはいかがでしょうか。